以蔵が、死んだ。



 ただ一人の、僕と同じ人が。



 罪のない、彼が・・・。



 死んでしまったよ、どうして?



 「以蔵・・・」



 ただ護りたかった。



 だから殺した。



 護るってのは、犠牲が出るもの。



 でもなんで以蔵?



 ほかにもいるだろう?



 なんで以蔵だけ、打ち首なの・・・・・・・?