・・・僕を邪魔する、一人の少女。

僕は、この容姿もあってか、割と女の子に人気はあった。

でも、僕は興味はなかった。

女の子なんて面倒だ。

そう、思っていた。

なのに、あの子は違う。

何で、君は僕の心をつかんだの?

つかめたの?

佐助さんばっかりだった僕の心に、どうして君が入ってくるんだ!!

もう、いやだ。

佐助さんを最後まで愛せない自分が、いやだ。

優柔不断な自分が、いやだ。

知らぬ間に、僕は愛していた。

君を、愛していた。

でも僕は、ダメ。

ダメなんだよ。

君と僕じゃ、釣り合わない。

いつの間にか意識はなくなり、眠ってしまった。