いつも2人のデートに俺も同伴。

春休みに遊園地に行くこっになった2人は
当たり前のように俺を誘って、右から俺、竜太、のの、の準に並んで
゙3人で゙
たわいのない話で盛り上り
゙3人で゙
仲良く乗り物に乗った。


でも 、
もう付き合って何年も経つのに少し頬を赤らめて笑うののの顔は
竜太にだけ見せる顔で
俺にむけられることはない。

「なんでお前ら2人でデート行かないんだよ。」
俺は楽しい雰囲気を壊さないように聞いた。


「あ、ゆきがやきもちやいてる。そうだよなー。ゆきって恋愛運がないもんなー。」
竜太は腹を抱えてわらっている。普段、俺が話さないようなことを聞いたのがおかしかったらしい、
苦しそうにわらいながら竜太はつづけた
「顔もよくて背も高いし性格だって悪くないのに、なんでだろうな」
竜太はそう言いながらまだ笑っている。

「あーもう、いーよ。俺はねーよ恋愛運。」

その後、3人は笑って
竜太の早い切り替えで
すぐに次の話題へとかわった。


ほんとは恋愛運がない、わけではない。
2人が知らないだけで
告白だってされているし
何回かふっている。
それに付き合ったこともあった。
正確に言うとメールだけの関係だったけど、彼女がいたこともある。


俺は3人の時間が好きだ。
だから゙壊したくない。゙
だから、深く付き合わない。


でも、、、もう限界だ。


俺は邪魔だ。
そして、もう限界だ。