「よいしょっ」 私はカートを引いて、先生は少し先を歩いていた。 商品を見つけては運んできてカートにいれる。 「紗和、これー?」 「大きすぎ!小さいの持ってきてっ」 「紗和、これー?」 「これ、どこにかいてあるの?書いてあるの持ってきてっ!」 ほとんどこんなふたつの繰り返して、買い物を進めた。