それから先生にからかわれながら、スーパーについた。 自動ドアを抜けると、冷たい冷気が私たちを冷やす。 「紗和、」 振り向くと、先生がかごをこちらに向けていた。 「ありがとう」 お礼をいってかごを受け取り、カートを引いて私たちは歩きだした。