三崎があたしの制服のボタンを外していく。



蓮司。



ごめんね…。



「一つ言い忘れてたんだけど、あたしのママって弁護士だからね。それなりの覚悟でヤってくれるんだよね?」

「ウソつくんじゃねぇよ…。」



三崎は少し動揺気味。



「ウソだと思うなら滝川法律事務所に電話してくれる?」

「マジかよ…。」

「三崎、滝川法律事務所って駅前に…。俺パス!!」

「俺も!!」



そう言って3人は図書室を出てった。



三崎のボタンを外す手が止まる。



「ははははっ♪もうどうにでもなれって感じかな?ここまで来たら、後には引けない。」



またボタンを外す三崎。



ヤバイ…。



「おい。何やってんだよ。」



ドスの聞いた声と一緒に現れたのは…



「金森恭一…。進藤嵐…。」



よかった…。