普通に人生を歩んできた。
小学生の時もサッカーとか、まぁ、それなりに熱中できるものもあった。
チームの皆と勝利を祝ったり、はしゃいだ事もあった

中学生の時も勉強は普通に真ん中より少し上の成績で良くも悪くもなく過ごしてきた
委員会も生活委員など目立たなく、かと言って目立つ委員会にはいっていた
もちろん、受験シーズンは人並みに勉強した



だから、高校も偏差値が53らへんのトコに行けた

これからもそんな平凡な生活が送れると思っていた

いや、それしか考えられなかった



アイツに出会うまで
触れられるまで



こんな感情は知らなかった




この感情



この感情だけはせめて




――――俺のモノ――――