★ 響 ★



学校の屋上でキスもいいかも…


部室もいいけど…


沙来とならどこでもいい…



「沙来、そのハンバーグくれよ。あーん…」



沙来はちょっと照れた顔で口に運んでくれた。



「うまーい!沙来、サンキュ〜。」



二人で目を合わせて微笑んだ…




その時…俺達の前に影ができた……




「響先輩!その子、一体何なんですか!」



さっきの二人組の女の子だ。

二人とも見るからにご立腹のようだ。



何だよ…


誰も俺達の邪魔するなよ…


俺何も悪い事してねぇのに…


放っておけよ…