「友香ー!!おはよー!!」



私は走って友香に駆け寄った。


「あのさ、大事な話あるんだけど一時間目サボらない?!」



友香はうんうんと言って屋上まで来てくれた。



「昨日先輩から…」



一部始終友香に話した。


「ちょっとっっ…それマジっっ??すごくない?沙来?あの先輩からしかももうキスって!!!やったじゃん!!!」


「ちょっ、ちょっと友香、声デカイっ!」


「やるねぇ〜、急展開は私も意外だったな〜。響先輩、結構早いよね。エッチもすぐかもよ〜」


「ちょっと友香っっ!」


私は友香のおしりを叩く。


キスだけで、こんな状態の私には考える事すらできないよ。


気絶するかも…


先輩はどうなの?

早く先輩に会いたい。


先輩はどんな気持ちかな…


全然やっぱり実感なくて…


私大丈夫なのかな…