「あっ、園田先輩、その角を曲がった所です。」


「あ、そーなんだ。やっぱり近いな。」


「はい、どうもありがとうございました。すみません、園田先輩バスなのに…」




ちょうど街灯の近くだったせいか、先輩の顔が分かった。




「俺は大丈夫だよ。」


「本当ありがとうございました。じゃまた明日…」


「そだな。」


「おやすみなさい。」


「おう。」





シーン…





グイッッ!





ん??



何?



えっっ!



どしたの?



何が起きたの??




えっっーー!!!