悠斗に聞くと今から行くから待ってろ…っつーか、
今、夜中の1時…
あいつも遊んでんな…
悠斗が家に来た所で本題へ。
「こんなの聞くのカッコ悪ぃけど、彼女へのクリスマスプレゼントって何がいい…?」
「ブッッ!お前、女にプレゼントあげた事ねぇの??」
「ない!まぁいつも貰うばっかだしな」
「ヒュ〜、モテる男は違うねぇ、あっ彼女の誕生日はどしたんだよ?」
「あ、3月だから。」
「ま、お前の選んだモノなら何でも喜ぶんじゃねぇ?」
結局、悠斗のアドバイスでいくつか候補が絞る事ができた。
そして俺は悠斗にも留学の事を話した。
「マジかよ…1年か。お前ん家の親なら考えそうだよな。彼女は大丈夫か?」
「あぁ…別れるつもりはないし、1年待っててくれって言った」
「まぁお前たちなら大丈夫だと思うけど…」
「けど…?」
悠斗か少し止まって顔色が曇る。
「彼女可愛いから他のヤツ放っておかないんじゃね?今までお前がついてたけど…」
やっぱりな…
沙来は自分が男から見たらどれだけ可愛いかなんて全く気付いてない。
まして放っておけない性格だし…
おっちょこちょいだし…
「だよな…お前見張っておいてよ、心配だわ」
「まぁいいけど…お前も大変だな、まぁ彼女もだけど」
悠斗のヤツ、返事は軽かったけどちゃんと考えてくれるから信じれるんだ。
悠斗、ありがとうな…