「沙来!おはよ!傷はどう??」

友香が駆け寄ってくる。


「あ、うん…結構良くなってきたよ!友香、本当色々ありがとうね!」

「何言ってんの!仲直りしたんでしょ?」


また思い出して顔が赤くなる…


「ちょっ、何かあった?」


こっそり小さい声で耳元に話した…



「えぇぇぇーーー!!」




「声デカいよっっ!」



慌てて友香の口を押さえた。

すごく喜んでくれて嬉しかった。


「ねぇねぇ、友香もどうなってるの?」



キンコーン。



友香の話はお昼にじっくり聞く事になった…



「沙来、私付き合う事になったぁ!!」


「えぇー!やったじゃん!おめでとう〜」


二人抱き合って喜び合った。


こんなにも嬉しいなんて…やっぱり友香は親友だよ。

絶対応援するからね!!




お互いの恋が実ってますます高校生活を満喫できそう…




そして文化祭に向けて準備が始まる頃だった…