★ 沙来 ★



ドキンドキン…



ベッドの上で押し倒されてこんなに状態…


絶対うるさい心臓聞こえてるはず…




響だったらいい…


触れて欲しい…


して欲しい…


もっと…


大好きな響と



一つにになりたいー………





「響…電気消して…恥ずかしいから…」




真っ暗で何も見えなくても響の手のあったかさ、肌のぬくもり、優しく触れてくれる仕草がよく分かる…


顔が見えなくたって…




「…沙来…俺、緊張して…好きすぎて優しくできるか…嫌だったら言ってな…?」



嫌な訳ないじゃん…


こんなに想ってくれて優しい響なんだもん…




「…大丈夫…優しく…して…」





「沙来…力抜いて…」