ドキドキ…
こんな部屋だし、こんな格好だし…
ちょっと恥ずかしいなぁ…
「沙来の部屋ってやっぱり可愛いな!沙来らしい」
「えっ、そうかな?全然広くもないし普通だと思うよ…多分」
なんだか普通の部屋に、普通じゃないカッコイイ響がいるのは不思議な感じ。
改めて思う。
ジーっと見てた私に
「何?俺の顔に何かついてる?それともさっきの続きする?」
「えっ?さっきの…」
思い出して少しだけ恥ずかしくなる。
「ねぇ、そんな反応されたらしたくなるじゃん…」
グイッッ!!
隣に座ってた響に肩を寄せられてキス…
強引なのに響のキスはいつも優しい…
響はキスが上手い…
角度を変えて、私の唇を奪う…
唇が開くと舌が入ってくる…
「っん…っっ」
絡み合う舌がお互いをもっと求め合うように甘いキスになる…
好き…
大好き…
キスだけで目眩しそうで力も入らないし、響に支えられなかったら倒れそう…
響が私の髪をそっとかき上げて耳にキス…
「あんっ…」
やらしい声がでちゃった…
だって
耳感じるんだもん…
ドキドキ…