★ 響 ★
「響〜、シュート練習しようぜ〜、今日は三年生も顧問もいないし♪」
今日はいつもよりみんなリラックスしていた。
でも俺は次期部長として任されてた部分があるせいか気を抜けなかった。
また今日もうるさい声が体育館中に響く。
ふいにあの子の笑顔を思い出した。まさかあの中にはいないだろう…
と、その瞬間
バッターン!
ん?
「なんだ?どした?」
「何?何の音?」
音の方へ目をやると、誰かがステージで倒れてる。
「きゃー、沙来大丈夫??沙来!」
「大丈夫?貧血?」
一年生バスケ部員が駆け寄った。
「どうしちゃったんだろ〜…」
「園田先輩ー!倒れちゃったみたいです。保健室連れて行きますか?」
「どした?ん?」
あっ、あれ?
もしかして、あの子。
そうだ。あの子だ。
間違いない。
俺は自分でも分からない。
気付いたら、彼女を抱え保健室に来てた。
「響〜、シュート練習しようぜ〜、今日は三年生も顧問もいないし♪」
今日はいつもよりみんなリラックスしていた。
でも俺は次期部長として任されてた部分があるせいか気を抜けなかった。
また今日もうるさい声が体育館中に響く。
ふいにあの子の笑顔を思い出した。まさかあの中にはいないだろう…
と、その瞬間
バッターン!
ん?
「なんだ?どした?」
「何?何の音?」
音の方へ目をやると、誰かがステージで倒れてる。
「きゃー、沙来大丈夫??沙来!」
「大丈夫?貧血?」
一年生バスケ部員が駆け寄った。
「どうしちゃったんだろ〜…」
「園田先輩ー!倒れちゃったみたいです。保健室連れて行きますか?」
「どした?ん?」
あっ、あれ?
もしかして、あの子。
そうだ。あの子だ。
間違いない。
俺は自分でも分からない。
気付いたら、彼女を抱え保健室に来てた。