「私……」


「うん」


「私…、これからも和弥に会いたい」




人目はやっぱり気にしてしまうけど、和弥に会いたいと思う。


学校でも、どこでも。


美咲達みたいにベッタリしたいわけじゃないけど、学校でも普通に話したり、笑ったりしたい。




「私、和弥の彼女でいたい……」


「………」


「多分…や、確実に反感買うと思うけど、……彼女って…その、認められたい……」


「………」


「………」



うわ…。


私、なんかすっごく恥ずかしいこと言ってしまった。




………てか、あれ?


なに、この無反応は。




そう思って顔を上げようとすると、後頭部を掴まれて、思い切り和弥の胸元に押し付けられた。