あの日以来、毎週みんなで飲んだ。


さよならを言えず、心残りのあったしゅうちゃんにもちゃんと毎週会えた。


若いノリと刺激的なアルコールは私たちを急激に近づけていく。

その日も飲み会の後にカラオケへ行った。
毎回、同じ歌で盛り上がり踊った。しゅうちゃんは相変わらずそれをいつも笑顔で見ていた。

午前3時
いつも眠くなるはずの時間に私は眠くならなかった。
気がつくと起きてるのは私としゅうちゃんだけだった。