しゅうちゃんもユウ君も22歳だった。
私より2つ上。
でも、初対面でため口をきいてもちょっと貶しても笑顔で乗ってくれた。
チャラ男に見えたユウ君も、大人の雰囲気だったしゅうちゃんも
本当に優しい22歳だった。


私たちは、お酒をたらふく飲んだ。

「あ。終電」
私が小声で言うと
「いいじゃん!今日はカラオケでオールしようよ!」
友達の紗枝が言う。
「やったあ!いいね。ほかのみんなは大丈夫なの?」
「俺らはいいよ!!な、しゅうちゃん?」ユウ君が笑顔でしゅうちゃんに聞く。
「うん、明日の予定は昼からだから大丈夫だよ」
にこっと私を見た、どきっとした。