家へ帰っても誰もいない・・・・

親は仕事が忙しくて誰もいない

前までおばあちゃんがいたけど、もう死んでしまった

どこへ行っても結局一人なんだ・・

そう思っていたその時・・・

『あれ?噂の水瀬だ~』

話しかけてきたのは隣のクラスの月島優治だった

明るくて人気者・・・私とは正反対だ・・・

『噂?』

『ん~めちゃくちゃ冷たい女子って』

『なに?からかいに来たの?』

『ちげぇーよ!水瀬と友達になりてぇんだよ!』

・・・・・は?

『なんで私なの?他の女子と仲良くすれば?』

『だってさ~いいやつも多いけど・・・裏ではなにがあるかわかんねぇし・・』

怖い、怖いと言っている月島優治

普通小学生がこんなことを言うのだろうか

「私はあんたの事どうでもいいし、興味ない」

「も~素直じゃないな!」

そう言っておでこを指でつついてきた