駅で待つ。

「まだかなぁ…」

私は携帯で時間を確認しながら待っていた。

すると、急に後ろから英語で「だ~れだ?」と目隠しされた。


「せ…んぱい…」
声と雰囲気と…。

体が先輩を覚えてる。

私は先輩のほうを向いて抱きついた。

「先輩っ…。」

「待たせたな…。ただいま、樋浦…」

「…おかえりなさい、先輩…!!」

私たちは人目も気にせず、再開のキスをした。






―――終わり―――