「また来てもいいですか?」

「うん、毎週金曜日のこの時間はいつも来るから。あれ、もうこんな時間。送っていくよ。」


ふと時計を見ると、もう2時を少し回っていた。




「家すぐそこなので一人で大丈夫です。きょうは本当にありがとうございました。」

「すぐそこって大丈夫なの?」

「大丈夫です。おやすみなさい。管理人さん。」

「おやすみ。結さん。」




私はその夜余韻に浸りながら眠りについた。