迎えに来るまで愁が一緒に待っててくれた





「また明日ね!」





車の窓を開けて愁に手を振った





「じゃーな、おじさんもさようなら」
「なずながお世話になったな」
「いえ」





パパが笑う
愁が笑う
それを見てあたしも笑う






車を発進させた