「ごめんな!」




先輩が顔の前で手を合わせて謝ってきた




「ふん!先輩なんかしらないんだから!」
「ごめんなって」
「あたし・・・怖かったんだからね!」





あの時の光景を思い出してまた泣きそうになった





「ごめんって!!




これでもかってくらい先輩があたしに謝ってくれた





そんな一生懸命な姿を見てあたしは許してしまった




「もういいです!あの!クレープおごってくれませんか?」