運転席から瞭我が

「話しはずんでるようでよかったよ。荷物結構あるから途中で翔太だけ下ろして別の車で行くから。」


(えっ……?この冴えないペアの方が車内に残るの!?きまずっ。)


……って事はあやもサチもクチには出せないまま車は進む………。





*ようやくバーベキュー出来る場所についてみんなで準備にとりかかる。


翔太「俺は女の子達と野菜切る!これは譲れない!」


瞭我「はは……ありがと。じゃ俺とニーダとトドウは火の係りとご飯仕込み。
それにテントを出す係だ。
あっ…あやちゃん、さっき言ってたけどアウトドア初めてだよね?
虫とかも多いから無理せず準備できるまで車にいていいからね?」

あや「あやぁ虫すごく苦手なの…肌が弱いから草とか紫外線にまけちゃうかもしれないから…本当にみんなごめんねぇ。あやは車内にあるみんなの荷物整理したりして待ってるね。」

瞭我「うん。ありがとう。じゃ、みんな頑張ろう!」

……それぞれ与えられた役割をこなしていく。

幸と翔太は野菜を切り、串をさしていく。

翔太「サチかわいいょね~彼氏いないんだよね!俺狙ってよい?!まじ俺恋のハンターになりたいよ!」

サチ「あはは…あやのほーが中身も外も可愛いよ。私は遠慮するわぁ(笑)」

サチは苦笑いしながら翔太に答える。


男って下心ある間は優しいけどね・・・・