一週間後の事だった…。私は、欄と神田君達と一緒に帰った。今までとは違い、会話が凄く弾んだ。曲がり角を歩いている時だった…ー。
『信号が赤になっちまうから、速く渡ろうぜ!』
『うん!』
私達は速く、横断歩道を渡ったー…。すると、右側から軽トラックが走ってきた。私達はきずかぬまま、長い横断歩道を渡った。
『可憐ッ!!速く!』『うっ、うん…ー!?』
『可憐~~!?』
私は、軽トラックにぶつかった。最後の声を聞いたのは、神田君の最後の声だった。私はいつの間にか、病院に居た…。私は……誰?ここは……どこ…?私は記憶を無くしていた。『可憐、大丈夫!?』『…………。』
『何だよ!無口になりやがって!』
『………あなた達は……誰……?私は…一体…誰なの…?ここは…どこ…?』