「………。
先日、あなたがお帰りになられた後 守谷様から代金を頂いてしまいました。
その分のお食事が残っています。

お話は そちらの方で如何でしょうか」


「鈴音…」


有月が心配そうに私を見つめていた。


大丈夫、私は平気。


そう 有月に目で伝える。