「よう、鈴音。
今夜も来たぜ!」


守谷様に連れて来られた男のヒトは、じっと私を見ていた。



「あの… 守谷様。
そちらのお方は…?」


「ん?あぁ、こいつか!。
こいつは、オレや優一の幼馴染みの仲村 健太郎だ」


昨日 相馬様が言っていた、仲村家の息子…。



真っ直ぐな目をしたヒト。

でも

どことなく寂しそう…。