「ははは…(^_^;)」


有月と健太郎は、苦笑いを浮かべるが…

鈴音は、それどころじゃなかった。

「教室、見つけた…
\(´∀`。●)」


気ままなやり取りを続けながらも、やっと目的地の教室へとたどり着く。

「やっと着いた…」

健太郎からも、安堵の声が聞こえた。


ガラガラガラッ。


教室の扉を開け、彼らは中へ入った。

「あたしの席~♪」

「オレの席は…っと」

「おれはココ」

「私はここね♪」

月明かりで照らされた教室。
みんな、それぞれの席に座る。

「俺らはココだな」

「うん(^ー^)」