「今日 トモダチ記念日だから…

『ずっとトモダチ』

って、やろうと思ったのo(^∀^)o」


鈴音が嬉しそうにそう言う。


多少 子どもっぽいけれど、これが自分達らしい“青春”の1ページになるんだ。



「名案だね、鈴音(^_^)。
今夜ゎ月がキレイだから、願い事も叶うかもね」


優一が窓の外を眺める。



窓の向こうには、まん丸で黄色いお月様が夜の空に浮かんでいた。