「直人もさ、愛してんなら遊んでやれよ?」

尚哉が直人の肩を叩く。


「わーってるよ。」



直人……
優子のこと、本当に
好きなのかな?

あたしには
本当に好きに思ってる
ようには見えなかった。


無理して一緒にいるみたいで…


「んじゃ、班が決まったら紙渡すから班長来いー」




「だってさ。班長だれ?」

茜がめんどくさそうに言う。


「茉美で良くね?」

尚哉が言った。

「ちょっとなんでよ!?」

わたしは班長とかってゆうのが一番苦手だし。