「こいつ、俺の彼女だから。直人は優子と仲良くしろよ♪」


颯大はずいぶん力を入れて体をくっつけようとしている。
苦しいけど温かい。





「マジすかーあはは。」

直人は苦笑いだ。


「ねえ、直人。日曜日遊ぼうよ♪」


優子が直人のワイシャツを引っ張る。


「あ、いいよ。カラオケ行くか!」

「あたし、直人の家に泊まりたいなあ。」



なにぃ!?
優子がここまで大胆だとは思わなかった…。