「ダメだよ…先生っ」



え?







「おいっ!」



!?


突然誰かに肩を叩かれた。

「茉美、なんかあった?」


あの怒鳴り声は颯大だ。

「あれ…?」


夢?夢だったの!?


「良かったぁ…」


ふう、とため息をついた。


ずいぶん変な夢。
あんな夢、見たくなんかない。


「次、体育館だぞ?」

「え!なにそれ!?聞いてないよ!?」