ちょっと嬉しく思いながらコップを取ってジュースを入れる。


でも……颯大、あのときなんて言った?
『俺の彼女』?

え!?嘘!?え!?いや!?
言ってたよね?
顔が真っ赤になる。
今日はなんか……
真っ赤になりやすい日だなぁ…



「茉美…ジュース溢れてる…」

「え…?」


いつの間にか茜が戻ってきていてずっとジュースボタンを押していたことに気がついた。


「やば!ジュースこぼれたあ〜」

「こぼれたってより、溢れてる!」


あたしと茜は
その場で大爆笑した。