「だよね〜あたし、明日学校来たくない…」

「だよな。来たくなくなるよな。今から帰んだろ?遊んで帰んない?」

「テスト週間なのに大丈夫?」


「俺は平気!茉美は?」


「あたしも大丈夫♪」


なんだか嬉しかった。

颯大と遊ぶことが
1回もなかったわけではない。

だけどいま、テンションが上がらないあたしのために颯大が気をつかってくれたことが
何より嬉しかった。