「先生はな、テストをちゃんと出来るお前を見たいんだよ。」


なにを言うか。


「わたしは、勉強出来ないし。」


「は?努力もしないで偉そうなこと言うな。



カタンッ。


後ろの方から音がした。


「あのぉ…先生…」


ゆめだった。


「なんだよ。」

先生はなぜか少し
キレ気味だ。

「あたしも…勉強教えてほしくて…」

「なんだ。いいぞ。」