そう話す華の表情があまりにも切なくてあたしは唇を噛んだ。



そんな顔になるほど…猛の事が好きなんでしょ?



華の親友として……この恋を実らせたい。





そう思った時あたしの身体に影がかかる。









「オス。涼の女


今日は1人か?」





「……え?」










この声は……。



後ろを振り向くとそこにいたのは……銀色コナンくんだった。










「銀色……コナンくん」





「涼はどうした?まさか……嫉妬…重いって言われたのか?」





「ちっ…違うケド」





「…ケド?」







横目でチラリと華を見ると全然自分の好きな猛とは気づいていない。