「お、お前何者だよ!?」

「東高の生徒会長です。」

最後に綺麗な蹴りをかまして、全員倒れた。

「桐生くん!大丈夫ですか!?」

さっきの無表情とは打って変わって、俺を心配する凜太郎。

「…ああ。」

「救急車呼んだ方がいいですか!?」

「それはやめろ…肩貸してくれ。」

「はい!」

優等生の凜太郎に戻っていた。