「は?be動詞もわからないんですか?どうやって高校入ったんですか?」 「前の学校は名前さえ書ければ入れたし。」 「この高校への編入試験は?」 「そんなん受けてねえよ。前の学校の先生とこの学校の先生が知り合いだったらしくて紹介で。」 「…つまりコネですか。」 はあ。と分かりやすくため息をつく凜太郎。 「仕方ねえじゃん!教えろよ!」 「…あと一週間で間に合う気がしません。死ぬ気で覚えてください。」