茜「!」







漫画のように涙がぶわっと溢れた。




ちょ、待て。いやいや、待て、は?和泉が私を好き??舞を振って私を選んだの??










茜「だ、だめ…ッ!!」

和泉「…え…??」

茜「舞が、舞がいるの…ッ、舞と幸せに…」









教室の扉が開かれた。









舞「茜…ッ!!」

茜「…まいー…ッ」

舞「いいんだ、私の気持ち、もう忘れて。


  勘違いだった、私の雑賀への気持ちは勘違いだったの。
  茜が大切にしているから、私も大切にしたかっただけなの…!」

茜「舞…」

舞「茜は、茜は…



  幸せにならなきゃだめなんだよ…ッ!」
























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