皆が帰った後に舞の机の近くに行く





すると、舞の椅子の下に白い封筒が落ちていた。




疑問と、開いてはいけないという常識が胸をかすむ。

でも、手は封筒を開いていき



一枚の便箋が目の前にさらされた





"雑賀へ


 話したいことがあります
 放課後屋上に来てください


 野宮"





告白、したのかな。
告白する日、言ってくれないのさみしいかも





すると、前のドアが開く音がした。
私は便せんを急いでしまう。





「…茜?」

茜「い、和泉」






話の張本人、だ






茜「…今日部活は?」

和泉「んー?…オフだけど」

茜「今どこ行ってたの?」

和泉「は?
   トイレだけど」