** ある日の光景その② **



ヒロとの愛♪のダイアリーを綴って早半年…


こいつは自分のアパートを引き払って…


って言うか俺が勝手にアパートの解約手続きをして、勝手に俺のマンションに家具や荷物の引越しをした。


ある日アパートに帰ったヒロは唖然。


「こうなったら一緒に住むしかないよな♪夫婦だってのに、別居とかありえねぇし」


なんて言うと、ヒロはまたもギロリと一睨み。


最近気付いた。こいつ睨むとなまじ美形なだけに迫力がハンパなかったり…


でもそんなこっわ~いヒロもセクシィ♪


と言う訳でヒロは渋々うちに住むことになった。


もちろん寝室は一つ。ベッドも一つ♪


毎晩たっぷり愛し合える(?)←ヒロはどう思ってるのか知らないけど、素晴らしい日々がやってきた。


それはそんなある日の休日の一ページ。



二人で出かけるって言うのも良かったが、せっかくだし家でまったりねっとり(←こっちが本命)ラブラブ♪


なんてのを考えていたが、ヒロは朝から洗濯だの掃除だの忙しそうだ。


いい嫁さんだけど、ラブモードに持ち込みたい俺はちょっと寂しかったり。


そんな寂しさを紛らわすために“ヒロジ(ヒロヒツジの略)”とソファで寝転んで週刊誌を読んだ。


週刊誌なんて普段あまり読まないが、たまに見るとおもしろかったりする。


しかし


巻頭ページにいきなり女性有名グラビアアイドルのほとんど裸に近い水着姿を目にして俺は目を細めた。