「あれ?」
なんでだろう。

涙・・・止まんない。

おかしいなー。

「う、ふっ・・・」

声を殺しながらないた。

何時間泣いたんだろ。
外、教室は共に暗かった。

「誰だー(笑)まだ残ってる奴はー(笑)」

振り向くと
情報の千葉先生だった。

「先生・・・」

一生懸命涙を拭う。

「なんかあったんなら話聞くぞ?話ずらかったら泣き止むまで待つ。」

頭をポンポンして
なきやむのを待ってくれた。

7時をまわって
消灯時間になった。

帰ろうと、支度をすると
「俺、情報室にいるからなんかあったらきなよ?」

と、いって去っていった。

なんとなくいい先生だと思った。