それから私たちはお互いなんとなく気まずいままの日が続いていた。
隣なのに、ほとんど喋らないし…
そんな私たちをみて楓が心配して声をかけてくれた。
「あんたたちなんかあったの?」
「う…うん」
私はいきさつを楓に話した。
「春菜…それはねえ…」
なにかをいようとして楓は止めた。
「大丈夫よ、春菜。頑張って」
ポンポンと楓は私の肩を叩いた。
なにをいようとしたんだろ?
こんな気まずいままなのは嫌だよお…
私は向こうでナツと冬也が話してるのをみた。
「いってきて話してきなよ」
「話すッてゆっても…」
「いいから」とゆって私のてを引いてナツたちがいる方へと歩いてく。
「ちょ…ちょっと…楓!!」
私は引きずられるようにナツたちのところまでつれていかれた。