大学の門を抜けたところで

「あっ!私、忘れ物」

そうゆってぱたぱた走って取りに戻る楓。

「俺も、ちょっとトイレしたくなったから戻るわ。先に二人で帰ってろよ。じゃあな」

冬也はそうゆうと足早に去っていく。

「え!?ちょ…ちょっと!!」

私がゆうのも聞かず、いってしまった。

「行っちゃた…」

「なんだあいつら?」

ナツと私はお互い顔を見合せた。

「先、帰るか…」

「う…うん」

なんか二人で帰るのッてすごく久々かも…

いつも四人で帰ることが多かったし…


もしかして楓気をきかしてくれたのかな?

でもなんかすごく緊張するなあ…