翌日。

教室につくともうナツと冬也はついていた。

「お、春奈!!おはよう」
私に向かって手をふるナツ。
「おはよう」
ナツに続いて冬也もゆう。

「二人ともおはよう」

あれ?
楓まだきてないのかなあ?

もうきてると思ったのに…

そう思ってたら楓が教室に入ってきた。

「楓、おはよう。遅かったね」


「おはよう。さっき先輩たちにナツくんのこと聞かれてて遅くなった」

ナツのこと?

「なんでナツ?」

「なんかかっこいいこが入ってきたッて噂になってんだって。あと冬也のことも…」
ナツが?
私だけかっこいいッて思ってたんじゃなかったんだ…
冬也はかっこいいし高校の時も騒がれてたなあ…

「俺たち騒がれてんの?」

横で聞いてたナツと冬也が話しに入ってきた。

「うん、ほら…あそこに女の子たちがいるじゃん」

楓は教室の入り口の方を指さす。
そこには何人かの女の子たちがいた。