じっと俺をみてくる春奈。

なんだ?
なにかようなのか?

頼むからそんなにみるな。

「ねぇ、ナツ」

「ん?」

「ナツは私の隣嫌なの?」

嫌な訳あるか…
むしろ嬉しいっつーの。

「なんで?」

「だってナツ…私とすごく距離あるから」

あんま近くにいたら心臓もたないんだよ!
ッていいたいとこだが
堪える。

「しょうがねぇだろ、お前の隣にいたら変な匂いがうつる」

「えっ!?私臭い?」

本気にするなよ。
そうゆうとこもかわいいんだけど
「嘘だよ」

俺は少し春奈の隣に寄る。

すると春奈は嬉しそうに笑った。
くそっ…
反則だ。
その笑顔わ…