なんだか、知れば知るほど不思議なダイ・・・。

強めの人と仲良かったり・・・クマさんと仲良かったり・・
不思議な人だなぁ・・・。

その反面、知れば知るほど好きになる自分もそこにはいる。




「サクラ、皿持ってきてくんね?」

「うん、いいよ」


目の前に並べられた、食べ物。スーパーで買った、人生初のシャンパン。
どれも、自分たちで作ったものじゃないけど2人で食べれれば、そんなの関係ない。


台所から持ってきた皿を置き、ダイの向え側に座る。


ーーーーカチン

「メリークリスマス」
ほほ笑むダイ。
シャンパンが入った、グラスが音を鳴らしぶつかりあった。

「メリークリスマスイブだけどね?」

「そうだったな」


初めて飲むシャンパンのは、ちょっぴり大人な感じがした。

ご馳走に・・ケーキに・・シャンパンに・・ダイもいる
こんな幸せなクリスマスクリスマスは、ないんじゃないか?

・・・って、心配になる。


美味しいご飯を食べて他愛もない話をする。
お互いの学校の事。
ダイのバイト先の事。

コンビニでバイトしていると、いろんな人が来ておもしろいって言っていた。

お酒も入って、つい話が進むから普段はしない私の進路の話。
ちょっと、真面目な話だけど夢は高くもてよって言ってくれた。



本当に幸せだった。
幸せ。しあわせ。シアワセ。


こうゆうことなんだ。