「ユウヤが、レンさんに憧れてるらしいんですよ。
ユウヤ繁華街とかにもよくいるし、レンさん知ってるかな~って思って」
「俺あんま、名前覚えるの得意じゃねーし、後輩とかあんま興味ねぇ」
ーーーーーーだろうなと思う。
ユウヤの話も聞いてればそうだし、他人に興味なさそうな感じ。
さっきだって、送ってくれた運転手さんと一言しか話さなかったし。
残念だな・・・ユウヤ。
「けど、お前なんで俺が繁華街にいるって知ってんだ?」
「え!?だって・・・前、路地裏で会ったし・・・レンさん有名なんでしょ?」
有名って、言葉前にも話したことがあった様な気がしたけど・・・
本当にこの方は、有名ならしいから・・・
「俺って、そんなに有名か?まーイケメンだからな」
そうじゃなくて!って、突っ込みたくなったけどクシャって笑うレンさんが可愛くて言わないでおいた。
「イケメン・・・ですか?」
「俺ってイケメンじゃないのか?」
「・・・イケメンだと思います」
明らかな苦笑いをして言ってあげた。
でも、確かにレンさんはイケメンなのかもしれない。
イケメンというよりは・・・カッコイイ?
イケメンって言葉は、ダイの方が似合うかもしれないなぁ。