ファミレスの入ると、この間のように注文を済ませた。


今日はハンバーグの気分だったから、ハンバーグ。
レンさんもハンバーグにしていた。


「お前、親が飯作ってねぇのか・・?」


火をつけたばかりのタバコを咥えながら、目を見て話すレンさん。


「全然大丈夫です!!うち、親家にあんまいないし放任主義なんで」


「・・そうか」


放任主義・・・というよりは、‘放任‘の方が正しいのかもしれない。主義なんて言葉いらないよなぁ・・・


私が、そう言うと少し哀しそうな目をした気がした。
・・・・同情でもしたのかな?



「お前、繁華街に居るときは化粧してるのにコンビニにはしてかねーのかよ」


「・・・え!?コンビニに化粧なんてしませんよ!!
誰にも会わないじゃないですか!」


「俺に会っただろーが」


「・・・それは・・・」



でも、すぐにおもしろいレンさんに戻ったので違うのかもしれない。