「は!!!???お前、レン先輩と知り合いなの?」


店の人に迷惑だよって、ぐらい大きな声で話すユウヤ。
え?なに、そんなに凄いこと言った?


「知り合いってゆーか・・・・」


「は?意味分からん!どーゆーこと?」


ユウヤが、あまりにも大きな声で話すから私が知っているレンさんのことを話した。
私がかかわったレンさんについてすべて。


初めて会った日から、ご飯に行った日までのこと。


時折ユウヤは、「は?」とか「まじ?」とか言いながら話を聞いてた。





「・・・・・って、感じ?なんか、気になって。いきなり現れるんだから」


「・・・・おま」


「ん?」


「お前いいな」


「・・・はぁ?」



いいな?って、なにがって感じ。

スープを一口飲み話始めるユウヤ。


「レンさんってゆーのは、なんつーか繁華街じゃ有名よ。
レンさんは、めっちゃ強い。喧嘩吹っかければ、死ぬぐらいの勢いだぜ?」


「・・うん。」


「でも、めっちゃ慕われてんだよ、後輩とかさ。
あの人何回も鑑別いったりしってけど、帰ってくればまた皆に。
・・・それって、なんかかっこよくね?」


「・・うん」


いまいちかっこよさが、分からなかったけど真剣に話すから「うん」って、言ってみた。